公開日:2026年1月14日
TM MEMBER 11:mottoさん
DIY Youtuberがとうきょうの木で
素敵なインテリアをつくってみた!

とうきょうの木を一緒に盛り上げてくれる、TOKYO MOKUNAVI MEMBER(TM MEMBER)の11番目にお迎えしたのは、DIY YouTuberのmottoさん。とうきょうの木でつくるサイドテーブルの制作過程を見せていただいた後、インタビューさせていただきました。初心者でも作れるサイドテーブルのつくり方は、mottoさんのYouTubeで配信しているので、そちらも併せてご覧ください!
実体験から生まれた、木材の地産地消への思い
mottoさんのご提案により、サイドテーブルづくりの材料となるとうきょうの木を調達するため、東京都西多摩郡日の出町の浜中材木店まで足を運んでいただきました。ありがとうございました。


「山と暮らしをつなぐ製材所は、木材の地産地消の起点。この風景が全国に広がればいいなと思います」とmottoさん。
私のYouTubeチャンネルでは再現性を考慮し、ホームセンターなど身近な場所で木材を揃えるようにしています。ですが、私自身キャンプが好きで山を借りていたり、前職の住宅営業時代も木との関わりがあったため、国産材の活用や木材の地産地消について強い関心があります。今回、お声をかけていただき、とうきょうの木の普及・啓蒙をしているこちらのサイトに共感しましたし、せっかくの機会なので木材についてより深く知りたいと考え、製材所への訪問をご提案させていただきました。
国産材の活用や木材の地産地消についてどのようなお考えを持っているのか、詳しくお話しいただけますか?
考えるきっかけになった出来事はいくつかあります。住宅営業をしていた頃、建材はすべて輸入品でした。それが、コロナ禍で木材が入ってこなくなったんです。国産材を使いたくても高価で、新たに木を伐ろうとしても整備されていない山では運ぶための林道がなく、たとえ運べたとしても加工をする製材所がない。目の前の山にはたくさん木があるのに使えない。その憤りは今も心に残り続けています。

東京都西多摩郡日の出町の浜中材木店で、材料となるとうきょうの木が製材される過程を見学。

TOKYO MOKUNAVIショールームを見学するmottoさん。
5年ほど前には、趣味のキャンプをしたくて山を借りています。かつては近所の人がキノコや木の実を採りに入っていた里山ですが、10年以上手入れがされておらず、借りたときは倒木と藪で荒れ果てていました。1年ほどかけて林道を作り直し、独学で林業の真似事をしながら山の整備をしたことも、森林について改めて考えるきっかけになっています。
木を育てて伐る林業家がいて、丸太を運ぶ林道があり、製材所で加工をした木材が必要とする人のところに届く。簡単なことではありませんが、日本各地でこのような環境が整備されて木材を地産地消で賄えるようになれば、国産材のコストが安定し、山も健康的になって動植物たちにとってもいい環境になるのではないかと思っています。
楽しむが勝ち!とうきょうの木でサイドテーブルづくり
今回、とうきょうの木でサイドテーブルをつくることにした理由を教えていただけますか?
私のYouTubeを初めて見る方もいらっしゃると思ったので、初心者の方でも挑戦できて、部屋の大きさに関係なく、あると便利な家具はなんだろうと考えてサイドテーブルに決めました。使い方によって、1人用のテーブルにも本立てにもなる便利さもおすすめのポイントです。

mottoさんがDIYをするために造った山梨県の工房。

材料にスギを選んだのはどうしてですか?
ヒノキよりもスギの方が柔らかく加工しやすいので、スギを選びました。香りもよく、軽くてDIYを始めたばかりの方にもおすすめしやすい素材です。
サイドテーブルを上手につくるコツや、DIYをするときの心構えはありますか?
まず伝えたいのは、“完璧を求めるより楽しみましょう!”ということ。もし、完成したサイドテーブルがガタガタするなら脚を切ればいいし、ゴムを挟んで調整してもいいじゃないですか。色を塗るだけでもDIYだし、時間をかけたり緻密さを追求するのがDIYというわけでもありません。高価な道具や熟練の技術がなくてもDIYは十分に楽しめます。まだ十分な技術がない場合は、アイデアと工夫で補えばいいので、自分でハードルを高くしすぎないようにして楽しんでほしいです。




各地にDIYの加工ができる場所をつくるのが夢
DIYのYouTube、趣味のキャンプと山の整備、mottoさんはいろんな視点をお持ちですが、今後の目標はありますか?
夢としては、まず、地元の山梨県に誰でもDIYの加工ができる場所を作りたいです。そして、その加工場で使う木材には地元の山のものを使用し、地産地消ができる環境を整えられたらさらにいいなと思っています。
私のYouTubeの視聴者は定年後の楽しみとしてDIYを始められる方も多いので、各地に拠点を作って情報交換のできるネットワークを作れたらいいなという想いもあります。
最後に、この記事を読んでくださった方にメッセージをお願いします。
今回は浜中材木店さんに足を運ぶなど、貴重な体験をさせていただきました。木材の地産地消は森を守るために誰もが踏み出せる一歩だと思っているので、材木店やホームセンターでとうきょうの木をはじめとする国産材を見つけたら進んで買ってほしいです。DIYで椅子や棚など大物に挑戦するのも楽しいですが、ペントレイひとつでも家の中に木製のものがあると癒されるので、ぜひ、身近に木を感じて欲しいです。

サイドテーブルは、本立てやテーブルとしても活用できる優れもの。




Profile
mottoさん
DIY YouTuber。山梨県在住、DIY歴は20年以上。50歳で会社員を辞めてYouTubeを開始。初心者〜上級者まで楽しんでDIYに取り組める動画を配信している。
DIY mottoチャンネル