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公開日:2024年7月29日

TM MEMBER 01:アウトドアぼっちゃん

キャンプYouTuberが
東京の森でキャンプをしてみた!

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とうきょうの木を一緒に盛り上げてくれる、TOKYO MOKUNAVI MEMBER(TM MEMBER)の1人目としてお迎えしたのは、47都道府県のキャンプ場を巡った経験を持つ、YouTuberのアウトドアぼっちゃんさん。ここでは、東京都あきる野市のキャンプ場「自然人村」でキャンプをした際のインタビューをお届け!実際のキャンプの様子は、アウトドアぼっちゃんさんのYouTubeで配信しているので、動画と併せてご覧ください。

旅するアウトドア放送作家、初めての都内ソロキャンプ

アウトドアぼっちゃんさんは、放送作家の仕事を一旦お休みし、住んでいた家も引き払い、2023年9〜12月に47都道府県を巡る「キャンプで日本一周」を達成されたとお聞きしました。なぜ、キャンプで全国を周ろうと考えたのですか?

コロナ禍に知人に誘われてキャンプをしたのをきっかけに、そういえば、もともと自分はキャンプや外遊びが好きだったな、ということを思い出しました。

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それ以来、キャンプやサウナなど自分の好きなことを仕事にしたいと考えるようになり、好きなことを仕事に繋げる足掛かりや実績作りには何がいいだろうと考えた答えが、キャンプをしながら47都道府県を周るということでした。

キャンプで日本一周を成し遂げた人は何人かいますけど、放送作家でそれをやった人は、そう何人もいないはずですから。

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経験を活かし、キャンプやアウトドア関連イベントの構成などを手がけるのが今後の目標だそう。

今回は、秋川渓谷の深沢エリアにあるキャンプ場「自然人村」にお誘いしました。こちらはキャンプ以外にも、とうきょうの木を使ったバレルサウナや日帰りBBQのみの利用も可能で、JR五日市線「武蔵五日市」駅から約2km、歩いても30分弱というアクセスのよさが魅力です。こちらも含め、東京のキャンプ場ならではの魅力や特徴には、どのようなものがありますか?

実は、東京でデイキャンプ(日帰りキャンプ)の経験はあっても、本格的なキャンプは今回が初めてで……。

東京に住んでいた頃は、近場のキャンプ場を探すときに[関東 キャンプ場]で検索をしていたので、なかなか東京が選択肢に上がってこなかったんですよね。今回のお話をきっかけに、[東京 キャンプ場]で検索をしたら、こんなに充実しているのかと驚きました。

今日は車で八王子から40分くらいでここまで来ました。アクセスがよく、すぐ近くに人里があり、キャンプ場に入ったら野生味溢れる自然が残っている。アクセス、利便性、自然、この3つの距離感がこれほどいい場所は、なかなかないと思いますね。

「こんなにいいキャンプ場が東京にあるのに、なんで、今までこなかったんだろう」というのが、正直な感想です。

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今回、お世話になったキャンプ場「自然人村」は、豊かな自然と小川を流れる水の音が心地いい。

手付かずの自然とアクセスのよさが魅力というのはわかりますが、人里が近くにあることもキャンプのメリットですか?

キャンプのスタイルによると思うんですけど、僕は不便を楽しむタイプとギアを充実させて楽しむタイプのちょうど中間くらい。だから、人里が近くにあれば、サッとコンビニにも行けて便利だなと感じます。

また、キャンプの楽しみは、なんと言ってもキャンプ飯。僕は、キャンプ場に来る途中にある道の駅やスーパーに寄ってその土地の食材を買っていますが、クーラーボックスがそれほど大きくないので、キャンプ場の近くで買い出しができると助かるんですよね。

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キャンプの装備は、バックパック1つと両手で持ち運べるものを基準にしているそう。

とうきょうの木で作られたプレートやコーヒードリッパーは、“究極のロマン枠”

今回は、食事のときに使っていただこうと、とうきょうの木の食器をこちらでご用意しました。キャンプでは、アルミやチタンの食器のほうが軽くて扱いやすいと思いますが、アウトドアで木のお皿というのは、正直、いかがでしたか?

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これはもう、完全に“ロマン枠”です。絶対に必要かと問われると答えに困るけど、あったら気分が上がる、自分を満たすためのギアですよね。僕の場合で言ったら、いつも使っている大きめのグラスはガラス製だから折り畳めなくて場所を取るけど、それでも、そのグラスで飲むことが僕にとっては価値のある“ロマン枠”です。

キャンプで木のお皿を使うのは、持ち運びに気を遣いますよね。でも、実際に使ったら、今日作ったカルボナーラの出来はよくなかったけど、木のお皿のおかげで美味しそうに見せることができましたし、ただ焼いただけのソーセージがワンランク上のおつまみになって、非日常感が格段に高まりました。

何を載せてもキャンプ飯が映えるので、1枚持っていたいなという気持ちになりました。

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コンパクトさが優先されがちなキャンプギアとは一線を画すコーヒードリッパーですが、淹れている時の特別感は別格。

最後に、この記事を読んで東京のキャンプ場に行ってみようと思われた方に、TM MEMBERのアウトドアぼっちゃんさんから何かアドバイスをいただけるでしょうか。

こちらのキャンプ場は、僕のようにキャンプが大好きな人間も満足させてくれますが、もし、キャンプなどアウトドアに興味はあるけど一歩を踏み出せないという方がいたら、ぜひ、おすすめしたいです。

最初はコテージ泊などで自然を身近に感じて、それが自分に合っていると感じたり興味が出てきたりしたら、次はテントを準備して徐々にステップアップしながら、自分らしいキャンプのスタイルを見つけていく、その過程すらも楽しんでほしいです。

キャンプを通じて得るものはたくさんありますが、東京のこんなに身近な場所に、車で何時間もかけて行くような山奥と遜色のない自然が残されていると知れたことは、今回、自分にとっての新たな気づきになりました。いい経験をさせてもらって、ありがとうございました!

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Profile

アウトドアぼっちゃん(中野翔平)

旅するアウトドア放送作家。2023年にキャンプで日本一周を達成。作家目線でアウトドアや旅の魅力を発信中。

キャンプ場情報

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自然人村Webサイトはこちら

JR五日市線「武蔵五日市」駅から徒歩20分、タクシーで1,000円前後とアクセスしやすい立地が魅力。多摩産材を使ったバレルサウナ、日帰りBBQなども利用できる。

[とうきょうの木で作られた食器やお皿、ドリッパーなど]

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今回ご紹介した、とうきょうの木で作られた食器やお皿、ドリッパーなどは美光印刷株式会社で製造されたものです。詳細は多摩産材・国産木材製品紹介サイトをご覧ください。Webサイトはこちら