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activities in tokyo forest 森の遊び場

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2026年2月4日

#パン #ピザ #カフェ #サウナ #BBQ #宿泊 #景観

たなごころvillage

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2026年2月4日

#パン #ピザ #カフェ #サウナ #BBQ #宿泊 #景観

たなごころvillage

東京都で唯一の村・檜原村の人里(へんぼり)地区にある「たなごころvillage」は、自家製酵母のパン屋からスタートしました。そこから、さまざまな縁が繋がり、今ではカフェ、バーベキューハウス、宿泊施設、サウナを備えるまでに成長。建物に使用された木材や燃料用の薪には、檜原村で育った“とうきょうの木”が使われています。オーナーの井上佳洋さんに、“とうきょうの木”への思いやおすすめの過ごし方までお話を伺いました。

「木がもったいない」の思いから
たなごころvillageのパン屋が誕生

「たなごころvillage」は、自家製酵母のパン屋、本格的なピザ窯、テラス席中心のカフェ、バーベキューハウス、デッキ、宿泊施設、薪ストーブのサウナと盛りだくさんだけど、最初からこの形を想定していたわけじゃなくてね。天からの贈り物のように使われていなかった設備を譲り受けたり、ピザ窯やデッキをつくる専門家と出会ったり、たくさんの縁が繋がってここまでの規模になりました。

そもそも、最初にオープンしたパン屋からして想定外(笑)。うちの山に林道を通すことが決まり、伐った木をどうするのかと聞いたら山にそのまま置いておくという。それじゃあ木がもったいないじゃん、となって、使う当てはないけど地元の製材所で木を挽いてもらい、その木の保管場所を建てようと動いていたわけ。そうしたら奥さんが「パン工房をつくって」と言い出して。

最初に用意していた木材だけでは足りず、新たに木材を調達し、仲間の手を借りながら自分たちの手で店舗となる建物を建て、約2年かけてパン屋のオープンにこぎつけました。

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たなごころvillageイメージ画像03 (上)国産小麦と自家製天然酵母を使い、牛乳、砂糖、卵は使わずにつくるこだわりの手づくりパン。
たなごころvillageイメージ画像04デッキスペースでは、景色と川のせせらぎに癒されるチェアリングも楽しめる。
たなごころvillageイメージ画像05とうきょうの木の薪を使って本格的なピザ窯で焼き上げたオリジナルピザ。
長ネギや檜原豆腐を使ったオリジナルピザ「やっこ」。 L¥2,010 M¥1,430

先祖から続く木の繋がりに想いを馳せ
小さな木片まで無駄なく使い切る

僕は、1本の木を伐ったら、小さな欠片まですべて使い切りたいんですよ。というのはね、小さな頃から親に連れられて、苗木を背負って山に入って、新しい木を植えたりしていたの。林業という仕事としてではなく、ごく普通の暮らしの中で子や孫のために木を植えることをしていたんです。

僕が伐る木は祖父(そふ)や曾祖父(そうそふ)が植えてくれた木で、ここから見えている木のほとんどが、そうやって先祖から繋いできたものです。木は生き物だし、先祖がこの木をどういう思いで植えて育ててきたかをいつも考えます。そうすると、数センチの小さな木片だって、もったいなくて捨てられないんだよね。

「たなごころvillage」にはピザ窯やバーベキューグリル、サウナなど、薪を使う場所がたくさんあるから、木も使い切ってもらえて喜んでいると思いますよ。

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たなごころvillageイメージ画像07(上)ペットと一緒に宿泊できる「ちゃめハウス」。
(下)川のせせらぎが聞こえるテラス席ではパンやピザ、バスタなどがいただける。
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宮大工の技術、紅葉、真冬のサウナ
十人十色の楽しみ方ができる

建物に使う木材から、薪などの燃料まで、「たなごころvillage」では、すべてに檜原村で育った“とうきょうの木”を使っています。それだけでも十分に価値のあることだと思うけど、実は、テラス席の梁とかペットと泊まれる「ちゃめハウス」、サウナ小屋などは、知り合いの宮大工が手伝ってくれているんです。そのおかげで仕上がりが美しいのはもちろん、釘を使わない構造やかまぼこ型になっているサウナの天井なんかは、その技法が凄いみたいで、建築の専門家が学生を連れて見学に来たりもするんです。

それから、ここに来たら景色も楽しんでほしいね。「たなごころvillage」のある人里(へんぼり)地区では、10年ほど前から「100年後もこの地でケム(煙)を出す」、いつまでも人が住める環境であるようにとの思いから、もみじを中心とした広葉樹を植える活動に取り組んでいるんですよ。どこを見ても人工林だったのが、広葉樹を植えることで自然に近い環境が戻ってくる。そうすると、空気が変わるんです。人間の感覚ってすごいから、ここにくると気持ちがよくて、何時間でも過ごせますよ。

夏の川遊び、秋の紅葉もおすすめだけど、僕がいちばん好きなのは真冬のサウナ。外気はマイナスで水温は2度くらい。サウナのあとに、ほんの数秒だけ川に入って体を拭くと、ぜんぜん寒くない。むしろ、ほかほかと温かくて、めっちゃ整うの(笑)。

何を体験するかはその人それぞれだけど、ここで過ごす気持ちよさを、たくさんの人に知ってもらいたいですね。

たなごころvillageイメージ画像09 たなごころvillageイメージ画像10 (上)とうきょうの木を使ったサウナ小屋には、ロウリュもできる薪ストーブを設置。
(下)サウナの後は水風呂、または、目の前を流れる南秋川に飛び込むこともできる。

たなごころvillage

たなごころvillageイメージ画像11 たなごころvillageイメージ画像12 たなごころvillageイメージ画像13

東京都西多摩郡檜原村人里2100-1
042-598-6307

https://www.tanagokoro-village.com/

定休日
月・火(祝日の場合は変更あり)※12〜2月 水・木のカフェ営業はドリンクとパスタのみ

アクセス
車 JR「武蔵五日市駅」から秋川、南秋川沿いに約40分
バス 西東京バス「笛吹入口」バス停から徒歩1分